社長挨拶

 弊社は日本の高齢化社会に貢献し続けることに自社の存在意義を見出しています。
 国際的にも日本高齢化社会の問題は非常に注目されており、日本の対応実績がこれからの世界の高齢化社会におけるモデルケースとして重要な役割を担ってなっています。

 しかしながら現実の日本の労働生産性はOECD加盟国38か国中27位と国際的に低い水準で推移しており、さらに高齢化社会を支えている医療介護業界は日本の全業種の中でとりわけ低い水準であることが直視しなければならない現実です。

 生産性とは、インプット(投入量)に対するアウトプット(産出量)の割合のことですが、1959年のヨーロッパ生産性本部ローマ会議報告によれば、生産性は何よりも精神の状態であり、現存するものの進歩や不断の改善をめざす精神状態と定義されています。

 この実情に対して弊社は日々、医療介護サービスを提供しながら、同時に低労働生産性対して強い問題意識をもって課題の解決に取り組んでまいりました。
 なぜなら、生産性の改革が利用者の皆様に対するサービスの品質を高め、医療介護職員の処遇を改善する強い手段になり、その有用性を世界モデルとして次の世代に役立てることが必ずできると確信しているからです。

 一方で長期的な視点で生産性改革を進めていくには、合理性だけでなくスタッフひとり一人の情緒的なエンゲージメントが極めて重要です。人と人が触れ合う業種の特性上、顧客とスタッフの情緒的な健康状態を高める環境を提供することも組織としての責務であり、この心の健康をなくして生産性改革の実現はあり得ないからです。

 弊社はこれからの高齢化社会に支え続けるために、医療介護福祉の情緒と課題解決の技術の進歩を邁進し、同時に現場の生産性改革・職員の処遇改善といった、理念と経済合理性の両立、情緒と合理のバランスを実現する福祉サービス提供と組織運営を磨き続けてまいります。

ストレスケアリゾート株式会社
代表取締役社長 北出 洋樹

資格・認定
中小企業診断士(登録申請中)
介護支援専門員/理学療法士/柔道整復師

公益財団法人日本生産性本部 認定経営コンサルタント
健康経営優良法人
福祉サービス第三者評価