社長挨拶

 弊社は日本の高齢化社会に貢献し続けることに自社の存在意義を見出しています。
 国際的にも日本高齢化社会の問題は非常に注目されており、日本の対応実績がこれからの世界の高齢化社会におけるモデルケースとして重要な役割を担ってなっています。

 しかしながら現実の日本の労働生産性はOECD加盟国38か国中27位と国際的に低い水準で推移しており、さらに高齢化社会を支えている医療介護業界は日本の全業種の中でとりわけ低い水準であることが直視しなければならない現実です。我々はこれに真剣に向き合い課題解決に取り組んでまいりました。

 生産性とは、インプット(投入量)に対するアウトプット(産出量)の割合のことですが、この分子と分母を丁寧に改善または大胆に改善することの積み重ねである、生産性の改革こそが利用者の皆様に対するサービスの品質を高め、医療介護職員の処遇を改善する強い手段になり、高齢化社会に貢献し続けるという目的を達成に導くと考えます。その有用性を付加価値生産性として付加価値額総量でなく、あくまで割合にこだわって示していくことが、国境を越えて世界モデルとして次の世代につながる持続的な高齢化社会への貢献になると確信しています。

 また、近年問題となっている介護事業者の倒産や事業承継の問題解決として、M&Aにも積極的に取り組んでおります。これは利用者の介護難民化を防ぎ、地域の雇用を持続させると同時に、自社の総合的な生産性を高めるためです。PMI当初は当然苦労もありましたが、粘り強く育った管理職とともに組織的に力を合わせて価値変容、工程改善、処遇改善を行いソリューションに尽力してきました。

 一方で長期的な視点で生産性改革を進めていくには、合理性だけでなくスタッフひとり一人の情緒的なエンゲージメントもまた重要です。人と人が触れ合う業種の特性上、顧客とスタッフの情緒的な健康状態を高めながら、スタッフが自己実現を図れる、夢を持てる就労環境を提供することが生産性改革の実現には不可欠だと考えます。短期的な生産性ばかりに固執し、オペレーションを切り詰めても長期的なアウトプットの持続や拡がりにつながらないからです。

 価値創造の基盤は、理念に基づく一貫性、スタッフ一人ひとりの情熱、現場で育まれる信頼関係、そして長年にわたり鍛え上げられた組織文化にあります。これらは、外形的な施策や形だけの模倣では決して手が届かないものです。その理由は、私たちの歩みが、知的財産として裏付けられた独自の技術と、それを絶え間なく進化させ続ける組織の力に支えられているからです。この内なる力こそが、持続可能な価値の源泉であり、私たちの挑戦を支えています。

 弊社はこれからの高齢化社会に貢献し続けるという理念(目的)に一貫性をもって取り組むことで、その持続的なプロセスである高い生産性と法令遵守および職員の処遇改善を着実に実現します。

ストレスケアリゾート株式会社
代表取締役社長 北出 洋樹

認定
東京都 福祉サービス第三者評価受審事業者
経済産業省 認定経営革新等支援機関
日本健康会議 健康経営優良法人

発明
特許第7978541号【訪問介護サービス事業者の支援装置及びプログラム】/特願2025-093854 【自立支援型日常生活動作介助方法の訓練補助装置、プログラム、および訓練補助方法】/特願2025-082496【訪問介護サービス事業者の支援装置】

資格
中小企業診断士・事業承継士・理学療法士・柔道整復師・介護支援専門員・介護福祉士実務者研修課程修了